バランスボールは元々リハビリテーションの為に開発されました。日本ではグレイシー柔術のヒクソングレイシー選手がバランスボールを使ったトレーニングがTV放映されたことが広く知られるきっかけだと思います。バランスボールの柔らかいクッション性を相手選手にみたてたり、バランスボールの不規則な動きに自分の体の動きを合わせて遊んでいるようなトレーニングでした。人間が動くことによってバランスボールも動いて動きそのものが人間が動いているのかバランスボールが動いているのか分からないような動きでした。このような動きの時、体では微細なインナーマッスルによる調整運動と本能で動くような自分の感覚を研ぎ澄ませた運動を行なっています。
バランスボールはヒクソン選手のような身体開発のトレーニングとして行なうことができます。ところが今では女性のダイエット用の解説書が多く、ほとんどの方はダイエットエクササイズのボールくらいに思っているのではないでしょうか。このような状況ですから当研究所のインナーマッスルバランスボールトレーニングは体幹部のコアトレーニングを中心に身体開発トレーニングとして開発しました。600におよぶ筋肉や200を越える骨格が隅々まで動くようにバランスボールを使いストレッチし、柔らかさを利用しながら体の深部を刺激します。色々なスポーツや武道などのアスリート向けの身体開発、潜在能力開発のトレーニングとして開発しました。なぜバランスボールを使ってトレーニングをするかというと、人間は柔らかい物に触れればそのように反応し、硬くて重い物に触れればそれに対応するようにします。それが人間に備わった本能のような事です。色々な状況に対応する為の危機回避能力のようなものと考えられます。バランスボールのように柔らかい物に触れながらトレーニングをすると自分自身の体も柔らかさに合わせようとします。この時、体ではインナーマッスルなどで微調整しながら大きな筋力を発揮するような一流アスリートの筋出力方法を体験していることになります。このようにバランスボールを使ってストレッチや体幹トレーニング、筋力トレーニング、バランストレーニングをすることによって色々な状況の対応力が上がり総合的な競技パフォーマンスを向上させることになるのです。「DVDしなやかな動きの神経回路をつくる バランスボール・インナーマッスル・トレーニング」 と 「ヨガボール」のセット。購入してすぐトレーニングができます。 バランスボールによりインナーマッスルとアウターマッスルの連動を鍛える。バランスをコントロールしながら筋力を発揮することにより、競技で即使える筋力が養成される。(約40分)
バランスボール・インナーマッスル・トレーニング メニュー
バランスボール・ストレッチ
- 胸部のストレッチ
- 背中のストレッチ
- 脇のストレッチ
- 太腿のストレッチ
- 肩甲骨ローリング
- 開脚ストレッチ
- 腕回旋
- 脚回旋
- 臀部ストレッチ
- 体幹部回旋ストレッチ
- 中心部ねじれストレッチ
- 背中ローリング
腕の連動筋力トレーニング
- 上腕三頭筋トレーニング
- 腕立トレーニング
- 腕立ボールプッシュ
- 腕立片脚上げ
- 手押しウォーク
- 腕回旋ローリング
体幹部の連動筋力トレーニング
- 体幹部開く閉じる
- 体幹部十字ストレッチ
- 体幹伸肩法
- 体幹昇龍
- ロシアン腹筋
- 体幹ルックバック
- 体幹サイド腹筋
- 体幹バランス腹筋
- バランスボール背筋
- バランスボール膝ローリング
- 体幹龍腰回旋
脚の連動筋力トレーニング
- バランスボールランジ
- バランスボールヒップリフト
- バランスボールハムストリングスリフト
- 内転筋プッシュ
- 脚回旋バランスボール
- バランスボールバックキック
- バランスボール中臀筋トレーニング
- バランスボール回し蹴り
バランストレーニング
- 椅子座りバランス
- への字バランス
- 四点バランス
- 三点バランス
- 膝バランス
- バランスボール全身ローリング
トレーニング詳細はこちら
バランスボールストレッチのトレーニングには意図があります
問題点 | 修正トレーニング |
体幹部の筋肉・関節が硬い | ストレッチ1.2.3.4.10.11.12. |
腕の筋肉・関節が硬い | ストレッチ5.7. |
股関節の動きが硬い | ストレッチ4.8.9. |
腕の動きが硬い | 腕の連動1.〜5. |
肩甲骨の動きが硬い | 腕の連動6. |
胸部の動きが硬い | 体幹部の連動1.〜3. |
脇の筋肉が弱い | 体幹部の連動4. |
腹筋が弱い | 体幹部の連動5.8. |
背中筋肉が弱い | 体幹部の連動6.9. |
腹、腰の筋肉が弱い | 体幹部の連動10.11. |
股関節周りの筋肉が弱い | 脚の連動1.〜5. |
股関節の動きが硬い | 脚の連動6.〜8. |
体幹部のボディバランスが悪い | バランストレーニング1〜6. |
監修者
自然身体構造研究所所長 吉澤雅之(タイツ先生)
皇學館大学非常勤講師・朝日カルチャーセンター講師
著書 「タイツ先生のモノマネ野球教室」(白夜書房)
スポーツ技術雑誌連載
「野球小僧」「中学野球小僧」「サッカー小僧」
「ラグビー魂」「中学高校バスケットボール」
「月刊バレーボール」「ザゴルフ」
「スポーツイベント ハンドボール」
「ダンスファン」他
テレビ・映画出演 講演会多数
※当研究所のDVD製品はDVD-R規格で記録されております。古い再生機器ですと再生できない場合がございます。お手持ちの再生機器の対応規格をお確かめの上ご購入ください。 チーム導入等、大量にご購入される場合はご相談願います。TEL0285-30-6151