■ゴロを下から捕れない選手への指導
「ゴロを下から捕れない」と「腰を落とせ」と指導されます。それでもバウンドも合わずファンブルを繰り返す。あげくのはてはトンネルをしてしまう。結局「おまえは外野にまわれ」ということになります。外野になっても下手なのはなおりませんけれど。
原因はボールを捕る体勢です。腰から上体を折り曲げてしまっています。首に緊張がはいって全身が硬直しています。それで動きが悪い、腰も落ちなくてゴロも捕れないとなります。
正しく上体を曲げる位置は、股関節です。股関節を折り曲げながら、股関節を曲げたまま動けるリズムを作らなければなりません。
股関節をロックしてしまって、まったく使えていない選手がたくさんいます。股関節の可動や動きのリズムを習得しなければなりません。ゴロが下から捕れない選手は、股関節周りに運動神経が通っていなくて筋力もありません。本内野のゴロを捕るためには股関節を深く曲げて捕る動きができなければなりません。またこの動きができなければどこの守備もうまくできないのです。
この動きを修得するためのストレッチや体操、練習法が収録されています。
DVDメニュー(約17分)
ゴロを下からとれない の説明と対処
身体基礎リズム体操
ゴロを下からとるための練習法解決法
なかなか上手くならない選手への指導方法をタイツ先生が実演しながらお伝えします。
野球選手の様々な問題のその原因を解説し、約5分間の対策トレーニングで解決します。
まず身体の構造と物理法則によって問題を分析し、その根本原因を把握します。
対策トレーニングは、まず厳選された3種類の身体基礎リズム体操(股関節体操・肩甲骨体操・中心軸体操)で全身の関節の可動を高め、野球の動作に必要なリズム感を司る運動神経をアップさせます。
そののち原因の分析にもとづき、個別に調整された対策エクササイズで問題点を解決します。
(タイツ先生の野球指導者セミナーシリーズは、野球なぜできないのシリーズを項目ごとに分割したDVDです)
監修者
自然身体構造研究所所長 吉澤雅之(タイツ先生)
皇學館大学非常勤講師・朝日カルチャーセンター講師
著書 「タイツ先生のモノマネ野球教室」(白夜書房)
スポーツ技術雑誌連載
「野球小僧」「中学野球小僧」「サッカー小僧」
「ラグビー魂」「中学高校バスケットボール」
「月刊バレーボール」「ザゴルフ」
「スポーツイベント ハンドボール」
「ダンスファン」他
テレビ・映画出演 講演会多数