五分で解決!「野球なぜできないの第1弾」(DVD)
(1)ゴロが下からとれない (2)バットがしなって出てこない (3)投げる腕がしならない
毎週3つの問題の解決方法をタイツ先生が実演しながらお伝えします。(毎週金曜日発売)
野球における様々な問題のその原因を解説し、約5分間の対策トレーニングで解決します。
まず身体の構造と物理法則によって問題を分析し、その根本原因を把握します。
対策トレーニングは、まず厳選された3種類の身体基礎リズム体操(股関節体操・肩甲骨体操・中心軸体操)で全身の関節の可動を高め、野球の動作に必要なリズム感を司る運動神経をアップさせます。
そののち原因の分析にもとづき、個別に調整された対策エクササイズで問題点を解決します。
第1弾の問題は、
(1)ゴロが下からとれない
(2)バットがしなって出てこない
(3)投げる腕がしならない
■ 「ゴロを下からとれない」
「ゴロを下からとれない」と「腰を落とせ」と指導されます。それでもバウンドも合わずファンブルを繰り返す。あげくのはてはトンネルをしてしまう。結局「おまえは外野にまわれ」ということになります。外野になっても下手なのはなおりませんけれど。
原因はボールを捕る体勢です。腰から上体を折り曲げてしまっています。首に緊張がはいって全身が硬直しています。それで動きが悪い、腰も落ちなくてゴロも捕れないとなります。
正しく上体を曲げる位置は、股関節です。股関節を折り曲げながら、股関節を曲げたまま動けるリズムを作らなければなりません。
股関節をロックしてしまって、まったく使えていない選手がたくさんいます。股関節の可動や動きのリズムを習得しなければなりません。ゴロが下から捕れない選手は、股関節周りに運動神経が通っていなくて筋力もありません。本内野のゴロを捕るためには股関節を深く曲げて捕る動きができなければなりません。またこの動きができなければどこの守備もうまくできないのです。
この動きを修得するためのストレッチや体操、練習法が収録されています。
■ 「バットがしなって出てこない」
ボールにバットをぶつけるだけ。それではボールは飛びません。ボールの緩急に対応できずにへっぴり腰で空振り。選球眼も当然ありません。バットを肩関節から押し出すようにスイングをしています。振り切る動きではなくて当てる動き。極論を言えばプッシュバントと同じ動きでバットを振っています。当然ボールが飛ぶわけありません。
下手な選手は、腕は肩甲骨から始まっているのに肩関節からしか動かせていません。
後腕は肩甲骨を使ったスイングができなければ、腕は遅れてでていきません。前腕も肩甲骨を使ったスイングができなければ、肩の壁の働きになりません。
肩甲骨の可動を高めるストレッチ、肩甲骨を動的に動かす体操、スイングの骨格の構造に合った軌道の練習法などを収録しています。
■ 「投げる腕がしならない」
腕がしならない投げ方を続ければ、必ず故障します。不合理な投げ方で蓄積された損傷が関節を破壊するのです。
故障を起こす前に投げれば暴投ばかりだし、当然投げることが嫌いになりますから、レギュラーにもなれないし、野球をやめてしまうかもしれません。
個人の失敗が明確で、暴投などで勝敗が決まってしまうこともある野球では、投げ方のおかしな選手を本番のトーナメントで使えないのは仕方のないことなのです。
さらに故障するような投げ方は、動きそのものが不合理なためコントロールしにくく、投げること自体に苦手意識をもちプレッシャーがかかり、イップスにもなってしまいやすのです。
腕がしなる投げ方ができるようになるには、左右の腕の肩甲骨が十分に動かなければなりません。股関節や背骨、胸部もやはり十分に動かなければならないのです。
まず肩甲骨のストレッチや体操、全身が連動するリズム感など、しなやかな投げ方を身につけます。
DVDメニュー(約1時間)
(1) ゴロを下からとれない
ゴロを下からとれない の説明と対処
身体基礎リズム体操
ゴロを下からとるための練習法解決法
(2) バットがしなって出てこない
バットがしなって出てこない理由と対処法
身体基礎リズム体操
バットがしなって出てこない練習法と対処法
(3) 投げる腕がしならない
投げる腕がしならない理由と対処法
身体基礎リズム体操
投げる腕がしならない対処法と練習法
監修者
自然身体構造研究所所長 吉澤雅之(タイツ先生)
皇學館大学非常勤講師・朝日カルチャーセンター講師
著書 「タイツ先生のモノマネ野球教室」(白夜書房)
スポーツ技術雑誌連載
「野球小僧」「中学野球小僧」「サッカー小僧」
「ラグビー魂」「中学高校バスケットボール」
「月刊バレーボール」「ザゴルフ」
「スポーツイベント ハンドボール」
「ダンスファン」他
テレビ・映画出演 講演会多数