ゴルフ専用ケトルベル筋力トレーニング
ゴルフに使える筋力を直接開発し、正確な300ヤードショットを身につける
■ ゴルフスイングに直接関わる筋力をパワーアップ 筋肉隆々のボディビルダーが決してロングドライブできるとは限りません。身長150cm台の女子プロゴルファーの方が、ボディビルダーより飛んでしまうことの方が多いのではないでしょうか。ですが筋肉量が多くて、身長の高い(骨格の大きい)人間の方が正常なスイングをしていればボールが飛ぶことは明白な事実です。プロゴルファーの多くは基礎トレーニングとしてバーベルやマシーンを使った筋力トレーニングをしています。いろいろな競技スポーツに取り入れられている筋肉トレーニングの効果は実績が証明しています。ところが筋力トレーニングをして筋力やパワーがついたが競技パフォーマンスを落とす選手も多数いることも事実です。ですからスポーツ競技の指導者の中には筋力トレーニング(ウェイトトレーニング)に否定的意見を持っている方も多数います。
■ なぜ競技パフォーマンスを落とす選手がでるのか パフォーマンスを上げる為の筋力トレーニングがマイナスに働いてしまうということは、本末転倒以外のなにものでもありません。なぜこのようなことが起こってしまうのかというと、筋力トレーニングの力の出し方や動きそのものが競技パフォーマンスの動きと明らかに違っているということがいえます。ゴルフスイングとベンチプレス(あおむけに寝てウェイトバーベルを上げる)の動きをくらべてみます。腕に注目すると、ゴルフスイングは腕を遠心力に乗せムチのように使います。腕そのものも二の腕返しのように回旋をしています。ベンチプレスは重いバーベルを腕をまっすぐ押し出すように伸ばしていきます。伸ばしきった後も腕に力を入れ続け歯をくいしばっています。ベンチプレスの腕の動き方のリズムでゴルフスイングをしてみたらどうでしょうか。アドレスから腕を力いっぱい使ってトップをむかえます。トップからインパクトは両腕を真っ直ぐに力いっぱい伸ばすようにしながら振り出します。フォローで振り終わった後も腕には力を入れ続けます。どうですか、このスイングの仕方。まるで初心者のようではありませんか。このようにベンチプレスの動き方のリズム感がゴルフスイングと違うリズム感を脳神経に植えつけてしまうのです。特に初心者のうちに筋力トレーニングのリズム感が身についてしまうと上達の妨げになってしまうのです。このようにいろいろなスポーツの現場で、このような問題が起こっています。
■ 画期的筋力トレーニングのウェイトがあった ところが競技パフォーマンスを落とさず、逆に動作改善にもなるような筋力トレーニングのウェイト、方法があるのです。それはケトルベルといいます。球体ウェイトに取っ手がついていて、ケトル(やかん)に似ていることからケトルベルと呼ばれています。東欧で古代からあるウェイトグッズで東欧のオリンピック選手達の秘密の筋力トレーニングでした。社会主義体制の崩壊により、西洋文明にも紹介されるようになり、日本には総合格闘技のチャンピオン、ヒョードル選手がケトルベルトレーニングをしているということで有名になりました。いまでは、野球のメジャーリーガー、NBAバスケットボールの選手、映画ロッキーでも使用され知る人ぞ知るという筋力トレーニング方法として普及しています。
■ ゴルフ専用ケトルベル筋力トレーニングの特徴 当研究所はいろいろなスポーツや武道の動きの動作解析を行い、パフォーマンスアップのトレーニング方法の開発を行っています。ケトルベルの筋力トレーニングシリーズは、野球のピッチングやバッティング、バスケットボール、バレーボールのジャンプ力アップなど、個々の競技の動きに直接関わり、その意味を選手がイメージできるトレーニングになっています。そのため筋力トレーニングなのに動作改善の効果も期待できる内容なのです。ゴルフ専用ケトルベル筋力トレーニングは、ゴルフスイングの動きを解剖学や神経科学の分野から分析し、力の出し方、筋肉や骨格の動きに逆らわないトレーニングでスイングのパワーとしなやかさを養成していきます。
■ 身体にあらわれる効果 ケトルベルのトレーニングには身体を回旋させる動きをともないます。腕や脚の回旋、首や胴体(体幹部)の回旋などゴルフスイングは身体各部の回旋の組み合わせで行われます。この全身の回旋をくまなく使うことによって全体として美しいフォームと力強いスイングを両立することができるのです。13種類のケトルベルトレーニングを行っていただくことによってゴルフスイングだけではなかなか身につかなかった動きを知る事になるのです。それは自らのスイングのための筋力強化のほかに、重力を利用するスイング、筋肉の弾力性を使うスイング、遠心力に乗せるスイングなど自然の物理法則を利用したスイングが身に付きます。
DVDメニュー(約87分)
- 両腕反射回旋ローテーション(腕の回旋弾力性強化)
- 両腕反射回旋ローテーション(ゴルフに応用)
- 両腕外旋肩甲骨スライドローテーション(トップとフォローの肩甲骨柔軟性アップ)
- 両腕外旋肩甲骨スライドローテーション(ゴルフに応用)
- 三角のポーズ前腕内旋(体幹部柔軟性 トップの動き)
- 三角のポーズ前腕内旋(ゴルフに応用)
- 三角のポーズ後腕外旋(体幹部柔軟性 フォローの動き)
- 三角のポーズ後腕外旋(ゴルフに応用)
- 体幹片開閉腕回旋(体幹部回旋力アップ 背筋強化)
- 体幹片開閉腕回旋(下半身強化 体重移動)
- 体幹片開閉腕回旋(ゴルフに応用)
- 体幹回旋足送り(ゴルフに応用)
- 股関節ローテーション肩甲骨スライド(下半身強化 体重移動)
- 体幹回旋腹筋腰筋(体幹部回旋力アップ)
- 体幹回旋腹筋腰筋(ゴルフに応用)
- 腕スイング股関節ローテーション(前腕 体重移動 切り替えし)
- 腕スイング股関節ローテーション(後腕 体重移動 切り替えし)
- 腕スイング股関節ローテーション(前腕 後腕 ゴルフ応用)
- 腕内旋対角線挙上(腕回旋力アップ フォロー トップ)
- 腕内旋対角線挙上(ゴルフに応用)
- 腕外旋対角線挙上(腕回旋力アップ フォロー トップ)
- 腕外旋対角線挙上(ゴルフに応用)
- スイングの解剖学的説明
- スイングに重力を利用する
ゴルフ専用ケトルベルトレーニングには意図があります
問題点 | 修正トレーニング |
腕がしなって振れない | 1.2.両腕反射回旋ローテーション |
トップが決まらない | 3.4.両腕外旋肩甲骨スライドローテーション 7.8.三角のポーズ後腕外旋 |
フォローが小さい、決まらない | 3.4.両腕外旋肩甲骨スライドローテーション |
バックスイングで肩が深く入らない | 5.6.三角のポーズ前腕内旋 |
硬いイメージのスイング | 9.10.11.体幹片開閉腕回旋 |
スムーズな体重移動 | 12.体幹回旋足送り 13.股関節ローテーション肩甲骨スライド |
ボディターン回旋力アップ、飛距離アップ | 14.体幹回旋腹筋腰筋 |
トップから切り返しをスムーズに | 16.17.腕スイング股関節ローテーション |
壁の動き | 18.腕スイング股関節ローテーション |
スイングスピードアップ | 19.20.腕内旋対角線挙上 21.腕外旋対角線挙上 |
スイングプレーンを作る | 23.スイングの解剖学的説明 |
しなやかにスイングをする | 24.スイングに重力を利用する |
監修者の紹介自然身体構造研究所所長 吉澤雅之(タイツ先生)
皇學館大学非常勤講師・朝日カルチャーセンター講師
スポーツ系技術雑誌の連載「野球小僧」「中学野球小僧」「サッカー小僧」「ラグビー魂」「中学高校バスケットボール」「月刊バレーボール」「ダンスファン」他スポーツ・武道のアスリートの技術指導情報バラエティテレビ番組出演多数
チーム導入等、大量にご購入される場合はご相談願います。TEL0285-30-6151