フットフレクサー
(野球達人トレーニング 下半身)
フットフレクサー(アメリカ製)
ナイロンテープ、マジックテープ、プラスチックピン、アキレス腱保護パット付(日本仕様)伸縮性ゴムバンド
足首を半固定させ,伸縮性ゴムの効果で足首の動きをサポートし効果的な足の自然な動きを修得させます。
1 バタバタ走りの矯正に短期間で効果を発揮します。
2 守備のステップがかろやかになります。
3 下半身で運ぶバッティングが身に付きます。
軽快なステップと運ぶような打法を身に付ける
「楽に運ぶようにボールを打てますか」下半身が連動して動くステップを身に付ける。プロの守備のような、華麗なステップ。素早いキャッチからスムーズなスローイング。身体の構造にのっとった動き方をすれば、皆さんも必ず身に付きます。守備は練習すればするだけ必ずうまくなると言います。ステップや守備のだめな選手には100%といっていいほど、身体の構造・動きに対する脳からの指令に間違いがあるのです。トゥーアップサポート フットフレクサーはアメリカで生まれました。走る動作のフォームの改善、スピードアップの為に開発されました。バタバタと地面を蹴って走る人は、一歩一歩急ブレーキをかけて走っているようなことなのです。身体の負担が大きく当然スピードは上がりません。陸上界は、地面をスムーズに走っている人を地面反力をうまく利用して走っているといいます。地面反力をうまく利用できると飛んでいるように走ることができます。私の中学校の先生が、県の陸上100mの記録保持者だったのですが、本当に軽々しく飛ぶように走ります。上下動がなくて地面をすべるようにも見えます。皆さんも陸上競技会に出かけて生で見て下さい。また、私の家の犬も川原の砂利を走る時、飛ぶように走っています。不安定な砂利の上を強く蹴るのではなく、砂利の触れるか触れないかの接地時間の短い走り方をします。
剣豪宮本武蔵の足捌きを身に付けて野球に応用する
古武術では、足の動き方を水の上を走るように使うといいます。
ここで武術的でないバタバタ走るとは、どういうことかを皆さんにちょっと実験してもらいます。つま先立ちになって、その場で足踏みをしてください。この状態では、脚の前側の筋肉(大腿四頭筋等)、後側の筋肉(大腿二頭筋等)が動いていないことになりますこのことは、足の底の体重移動がスムーズにできていないことにもなります
足の親指付け根の本当の使い方を身に付ける
足の底の体重移動がスムーズになると、古くから極意と言われた足の親指の付け根(母子球)の使い方が実感できるようになります。
トゥーアップサポート フットフレクサーは、足首の曲げ伸ばしを促進させ、また、運動時、足首の外反、内反を伴う回旋をもたらせることにより、脚全体の自然の動きが短期間で身についてしまいます。
脚全体の筋肉が働き、本来のスムーズな体重移動のステップが身に付くのです。この効果は、バッティングにおける下半身で運ぶバッティングを身に付かせるものでもあります。素振り、ティーバッティング、バッティング時に、使用することも大変効果があります。
野球トレーニングへの応用法
1.靴は、スパイクではなくて普通のシューズに(スパイクは革製で硬い為)、トゥーアップサポート フットフレクサーを装着します。
2. 足の甲と足首は、伸縮性のゴムバンドで結ばれているので足首が90度前後の半固定状態を適度な抵抗レベルで調整して下さい
3. 装着して守備練習をおこなってください。(時間は約1時間)バッティングの練習も、装着したまま素振り、ティーバッティング、バッティングを行って下さい。(時間は約1時間)
4. 使用時に注意するポイント
ポイント1 全身をリラックスして練習をして下さい。
ポイント2 膝関節、股関節、上半身を緩めて行って下さい。
ポイント3 重力にまかせるように体を使います
ポイント4 足首に力を入れないでゴムの伸縮にまかせるようにします。
※ 脚の後側の筋肉(おしりの筋肉『大臀筋』)、脚の後側『大腿二頭筋』がきいている、働いているような感覚が出てきた時が成功です
※ 柔らかいシューズの方がトレーニング効果が高いのです。特に靴底が柔らかい物が良いのです。
フットフレクサーを効果的に使うには
股関節は本来大変自由な関節です。
ですが、股関節周りの筋肉や腱などが硬くコリになっている場合があります。ですから、股関節のストレッチングが必須となってくるのです。
すべての動きの中で股関節の柔軟性は、動きのパフォーマンスを高める絶対条件ですので、日々ストレッチを行って下さい。股関節周りには、鼠蹊部にリンパ節があります。この部分が柔軟になることで、リンパ液の動きが良くなりますので健康になります。
極意 足首と体幹部の回旋の関係
足首の伸び曲げに関係している長母指屈筋という筋肉があります。私が所属する自律神経手技整体(師匠 多田公己先生)では、この長母指屈筋のポイントを使って全身を調整する方法があります。すばらしく効果の高いポイントで瞬時に全身を整えてしまいます。実はこの長母指屈筋は体幹部の回旋と間接的に影響しており、この長母指屈筋がスムーズに動くことで体幹部もうまく回旋するといってもよいのです。この体幹部の回旋の場所は中国拳法では龍腰といって武術の極意のポイントとして教えられています。ですから足首の柔らかな動きが「腰のキレ」などという動きに関係していたのです。
98年度スプリント学会で早稲田大学鈴木秀次先生がフットフレクサーの効果について発表されました。
チーム導入等、大量にご購入される場合はご相談願います。TEL0285-30-6151