忍者的バスケットボール(基礎編)
インナーマッスルストレッチ&体幹体操でバスケットボールの動きが変わる!
NBAの選手の動きはピンボールマシーンのボールのように速くて軽快です。彼らがこのように動けるのにはワケがあります。一つ目は身体の数百におよぶ筋肉や関節がすみずみまで動いています。二つ目はこれらの部位が協力し合うように動いていて身体が自然に動いてしまうリズム感を持っています。三つ目に一つ目と二つ目の動き方のリズム感を基にバスケットボールの実際の技術を身につけていることです。
NBAの選手と一般の選手のあきらかな違いは一つ目の身体の関節や筋肉などの部位が一部分しか動いていないことにはじまります。ですから一つ目の身体の部位を動かせるようにしなければ一生懸命練習しても生涯NBA選手に近づくことはできないのです。オートマチックの車は1速、2速、ドライブ(D)の段階があるのですが、2速のまま走っているようにです。もっとひどければサイドブレーキをかけたまま走っている車のようです。これですと必ず故障しますよね。身体も同じで必ず故障します。
このような例が示す通り、身体のすみずみが動かないことは故障することはもちろん、プレーの技術習得さえもままならないわけです。ですが、よく考えてください。身体のすみずみを動かすという事は自分自身が気づけばよいことですよね。ですけど身体がすみずみまで動くことを知らずに生活してきたわけです。この文章を読んでいる今までは……。
この「忍者的バスケットボール(基礎編)」と「インナーマッスルストレッチ&体幹体操」の2本のDVDには、みなさんの身体をすみずみまで動かすストレッチ・体操・実際のバスケットのプレーが収録されています。動いていなかった自分自身の身体に気づいて下さい。ストレッチや体操で動かないことに気づいて練習を繰り返して下さい。身体がすみずみまで動くと今までより身体が楽に動けていることに気づくでしょう。忍者的バスケットボールのDVDには、それぞれのインナーマッスルストレッチや体操がバスケットボールのどの技術に応用できるかを解説しています。インナーマッスルストレッチや体操の動きをイメージしながらバスケットボールの技術を習っていきます。
柔らかいレイアップシュート、鋭いドライブイン、安定したジャンプシュート、相手よりも速くリバウンドをとるなど、以前より楽にプレーしているのにプレーがスピードアップしている自分自身に気づくでしょう。このように「忍者バスケットボール(基礎編)」と「インナーマッスルストレッチ&体幹体操」の2本のDVDはインナーマッスルストレッチで全身の深部や体幹部(コア)までくまなく動かせる身体作りをします。次にその身体の状態で全身の関節、筋肉を連動させる体幹体操でNBA選手のような動きのリズム感を作っていきます。そして「忍者バスケットボール(基礎編)」で実際のプレーのいろいろな技術を身につけるのです。このような3段階のアプローチでみなさんがNBAの選手のような忍者的バスケットプレーヤになっていくのです。
DVDメニュー 忍者的バスケットボール(基礎編) (約70分)
- ウォーキングスワイショウで全身が連動した柔らかいボールが手に吸い付くようなドリブルを身につける
- 前屈骨盤ストレッチで骨盤を使ったすばやいターンを身につける
- 開脚中心軸ストレッチでワンハンドパスの動きを身につける
- ライオンのポーズストレッチで体幹部と腕の回旋を使ったチェストパスを身につける
- 股関節回旋ストレッチでフットワークを速くしよう
- 胸鎖関節回旋ストレッチで柔らかいレイアップシュートの腕の動きを身につけよう
- 伸肩法腕ひねりで肩から入るドライブの動きを身につけよう
- ボール回しストレッチで肩甲骨を使った柔らかい胸の動きを身につけよう
- 熊型なんばストレッチでスクリーンターンの動きを身につけよう
- 三角のポーズ腕ひねりストレッチで回転ターンドライブインの動きを身につけよう
- 針通しでサイドパスの動きを身につけよう
- 腕ひねり体操上下でジャンプ到達点を上げよう
- 肩甲骨胸鎖関節大車輪体操で肩甲骨と股関節が連動したすばやいフットワークを身につけよう
- ツイスト体操ですばやい切り返しの動きを身につけよう
- バックタッチ体操ですばやいターン動きを身につけよう
- 猛獣体操で体幹部を使ったジャンプシュートの動きを身につけよう
- 周辺視野や背中側の意識を持ったドリブルを身につけよう
忍者的バスケットボールのトレーニングには意図があります
問題点 | 修正トレーニング |
しなやかなドリブルができない | 1.ウォーキングスワイショウ |
ドライブインが遅い | 2.前屈骨盤ストレッチ |
素早いワンハンドパスが出来ない | 3.開脚中心軸ストレッチ |
チェストパス、シュートが決まらない | 4.ライオンのポーズストレッチ |
バタバタのフットワーク | 5.股関節回旋ストレッチ 13.肩甲骨胸鎖関節大車輪体操 |
柔らかいレイアップシュートができない | 6.胸鎖関節回旋ストレッチ |
腕の動きが硬い | 8.ボール回しストレッチ |
ターンが遅い | 9.熊型なんばストレッチ 10.三角のポーズ腕ひねりストレッチ 15.バックタッチ体操 |
腰のキレが悪い | 11.針通し |
ジャンプ力がない | 12.腕ひねり体操上下 |
フェイクのキレが悪い | 14.ツイスト体操 |
ジャンプシュートが決まらない | 16.猛獣体操 |
状況判断が悪い | 17.周辺視野や背中の意識を持ったドリブル |
監修者
自然身体構造研究所所長 吉澤雅之(タイツ先生)
皇學館大学非常勤講師・朝日カルチャーセンター講師
著書 「タイツ先生のモノマネ野球教室」(白夜書房)
スポーツ技術雑誌連載
「野球小僧」「中学野球小僧」「サッカー小僧」
「ラグビー魂」「中学高校バスケットボール」
「月刊バレーボール」「ザゴルフ」
「スポーツイベント ハンドボール」
「ダンスファン」他
テレビ・映画出演 講演会多数。
チーム導入等、大量にご購入される場合はご相談願います。TEL0285-30-6151