柔よく剛を制す 柔剛力ケトルベルトレーニング(超上級編)ケトルベル8kg2個セット
重力、遠心力、求心力、筋肉の弾力性、骨格の形、筋肉と骨格の配置など、人間の身体は自然との関係において星の配置のように完璧に感じます。ですが私達は、いまだ自分の身体をつかいこなすことができません。スポーツや武道の達人達(一流アスリート)でさえ、いまだ到達できていない境地なのかもしれません。
この完璧な身体と自然の構造について気づき、そこにチャレンジしているのが達人といえるでしょう。柔剛力ケトルベルトレーニングは、いままでの筋力トレーニングとまったく別の考え方に基づいてプログラムされています。いままでの筋力トレーニングはウエイトの重さの負荷に抵抗するような考え方で作られています。その重さの負荷で筋肉に刺激が加わり、超回復の筋肉の修復作用に基づいて筋肉が大きくなるようにプログラムされています。
柔剛力ケトルベルトレーニングはウエイトの重さを利用し、自然の力、遠心力や求心力にのりながら筋力トレーニングをします。従来の筋力トレーニングは、一部分の筋肉を集中的に鍛えるようになっています。ですが柔剛力ケトルベルトレーニングは、一つの動きに対して他の部位がどのように動くか(どのように関係するか)すべての動きが全身運動になっています。一つの動きに対して、他の筋肉がいかに効率よくサポートできるかということに基づいて鍛えていきます。スポーツや武道の動きを考えてみれば、一部分の筋肉だけが動いていることなんてありえません。
体重移動による重さの利用の仕方、動きに基づいた筋肉や腱の弾力性、瞬間的に最大の筋力を発揮する体の動き、体の内部から大きな筋肉に出力させる方法、体幹部の筋力を手脚の動きにつなげる筋出力など、実際のスポーツや武道の動きを想定してプログラムされています。スポーツや武道で限界を感じている方は是非トレーニングをしてみてください。
次のような効果があります。
ラグビーの場合
- 全身の筋肉の弾力性を使った地面反力で相手をなんなく抜くステップができます。
- スクラムで全身の筋肉が連動したパワーで相手を押し切ることができます。
- しなやかで強靭な筋肉がつくことによって相手のタックルの衝撃を吸収することができます。
- 全身の筋肉が連動するので相手にタックルされても引きずるように進むことができます。
- 体幹部のバネ作用により走るスピードがアップします。
柔道の場合
- 自らの筋肉の弾力性を利用して相手と組み手をするので引きつけが強烈になります。
- 相手が投げをうってきても体のしなやかさの筋力で動きをさばき、投げを防ぐことができます。
- 抑え込みはしなやかさと弾力性のある筋肉が相手にまとわりつくようにきめます。
- 地面反力を使った筋肉の動きは相手の懐に一瞬で入り込み投げを決めます。
- 組み手あらそいも関節の可動範囲が大きいので余裕を持って組むことができます。
レスリングの場合
- 地面反力を使ったタックルは相手の動きよりも早く懐に入り込めます。
- 股関節、体幹部の回旋力が増すので相手のバックになんなく回りこめます。
- しなやかさと強靭さを合わせ持った筋力は相手の動きをなんなくさばき、一瞬で投げを決めます。
- 筋肉が連動する身体は寝技において力の力点が続々と移動するので相手を難なくホールドすることができます。
総合格闘技の場合
- 体幹部の可動域、筋力がアップすることによってパンチ、キックのパワーが最大になります。
- 全身の筋肉と関節とが連動したしなやかな筋力はスピードとパワーを両立した連打を可能にします。
- 全身の筋肉を流れるように使うので、決め技への移行をスムーズにおこなうことができます。
- しなやかさと強靭さを合わせ持つボディは地面反力を利用し相手からわからないスピードでタックルに入ります。
- 全身の筋肉が連動することにより寝技で体の一部分でホールドしながら他の部分で攻撃を仕掛けることができます。
その他最大の筋力アップをはかりながら、スピードとしなやかさを落とさないことを望むアスリートの方に効果があります。また、パワー系の競技で努力しているのに結果がでず壁にあたっている選手には、今ある筋力を最大に活かすコツをつかめますのでお勧めです。
なお柔剛力ケトルベルトレーニングは当研究所のケトルベルトレーニングシリーズのなかでは、かなり重いクラスのケトルベルを使用します。ですから他のシリーズから順をおってトレーニングをすることをおすすめいたします。女性アスリートの方、若年のみなさんは4kgか8kgくらいが限界ではないでしょうか。詳しくはメール等でお問合せください。
DVDメニュー (約22分)
- 股関節回旋反射トレーニング
- 四股反射内外旋トレーニング
- 肩甲骨スライド大胸筋トレーニング
- ワップアップ腕回旋トレーニング
- ワップダウン腕回旋トレーニング
- 胸鎖関節内旋脇伸ばしトレーニング
- タワー中心部ねじりトレーニング
- 龍腰回旋ランジトレーニング
- 体幹割れ腕ねじり反射トレーニング
- 体幹開閉アームカールトレーニング
- 腕外旋僧帽筋トレーニング
- 腕内旋僧帽筋トレーニング
- バンザイワップダウントレーニング
- 胸開閉カーフレイズトレーニング
- 腕内旋バックキックトレーニング
- バランススクワットトレーニング
- 片脚外旋スクワットトレーニング
- 脇シーソー腕内外旋トレーニング
- 体幹開閉腹筋背筋トレーニング
- 胸と肩甲骨8の字トレーニング
- 足指底屈トレーニング
- 四股ゆれジャンプトレーニング
- 内股スクワットトレーニング
- プリエスクワットトレーニング
- 体幹セパレートトレーニング
- 脚上げクロス腹筋トレーニング
- 腕外旋腹斜筋トレーニング
柔剛力ケトルベルトレーニングには意図があります
問題点 | 修正トレーニング |
後足から前足への体重移動の筋力 | 1.股関節回旋反射トレーニング |
下半身の弾力性筋力 | 2. 四股反射内外旋トレーニング |
大胸筋の弾力性筋力 | 3.肩甲骨スライド大胸筋トレーニング |
体幹部の伸縮筋力 | 4.ワップアップ腕回旋トレーニング 5.ワップダウン腕回旋トレーニング 13.バンザイワップダウントレーニング 19.体幹開閉腹筋背筋トレーニング |
しなやかな腕の筋力 | 6.胸鎖関節内旋脇伸ばしトレーニング |
背骨周辺の筋力 | 7.タワー中心部ねじりトレーニング |
体幹部回旋力と前方体重移動 | 8.龍腰回旋ランジトレーニング |
体中心部から腕への筋出力 | 9.体幹割れ腕ねじり反射トレーニング |
大胸筋と上腕二頭筋 | 10.体幹開閉アームカールトレーニング |
腕の回旋能力 | 11.腕外旋僧帽筋トレーニング 12.腕内旋僧帽筋トレーニング |
ジャンプ系筋力 | 14.胸開閉カーフ霊図トレーニング 18.脇シーソー腕内旋外旋トレーニング |
背中筋力 | 15.腕内旋バックキックトレーニング |
体幹バランス力 下半身筋力 | 16.バランススクワットトレーニング 17.片脚外旋スクワットトレーニング |
胸部動的筋力 | 20.胸と肩甲骨8の字トレーニング |
足底筋筋力 | 21.足指底屈トレーニング |
下半身筋力 | 22.四股ゆれゆれジャンプトレーニング 23.内股スクワットトレーニング 24.婦理恵スクワットトレーニング |
体幹部回旋筋力 | 25.体幹セパレートトレーニング 26.脚上げクロス腹筋トレーニング 27.腕外旋腹斜筋トレーニング |
監修者
自然身体構造研究所所長 吉澤雅之(タイツ先生)
皇學館大学非常勤講師・朝日カルチャーセンター講師
著書 「タイツ先生のモノマネ野球教室」(白夜書房)
スポーツ技術雑誌連載
「野球小僧」「中学野球小僧」「サッカー小僧」
「ラグビー魂」「中学高校バスケットボール」
「月刊バレーボール」「ザゴルフ」
「スポーツイベント ハンドボール」
「ダンスファン」他
テレビ・映画出演 講演会多数。
チーム導入等、大量にご購入される場合はご相談願います。TEL0285-30-6151