スパイク到達点を10cm以上伸ばす方法
滞空時間の長いスパイク、ブロックに対応するスパイクは体幹部の動きがポイントだった!!
ブラジル選手やキューバ選手の滞空時間の長いスパイクは、中南米の選手特有のものなのでしょうか?それらの選手の動きを、よく観察すると長い手足の動きに加えて、体幹部(胴体)がたいへん活発に動いています。
みなさんはスパイクのジャンプは下半身のバネ、足首関節や膝関節、股関節などの力で飛んでいると思われているでしょう。実は人間の身体には、この下半身のバネの他にもう一つ体幹部のバネが存在しています。中南米の選手たちは体幹部のバネと下半身のバネを連動させることで飛んでいたのです。一般の方が下半身のバネで体幹部を持ち上げるようにジャンプをするのに対して、中南米の選手たちは、まず体幹部のバネをきかせて体幹部が先に上空にジャンプして、更に下半身のバネが働くように動いているのです。体幹部がジャンプをして軽くなっているので下半身のバネが強力に働きやすいわけです。
タイツ先生講習会シリーズ Vol.1「スパイク到達点を10cm以上伸ばす方法」の中には、体幹部と下半身のバネを連動させるコツが解説されています。また、このリズム感、動き方を身に付けるための簡単な体操(神経トレーニング)が収録されています。この動き方を身につけたうえで筋力トレーニングを行うことが、大きなジャンプ力を身に付けることになります。筋肉の力だけではない、身体の構造や重力の作用、筋肉の弾力性などを使った実戦的ノウハウが語られています。
DVDメニュー(約61分)
- ジャンプ力がある選手は体幹部をバネのように使う
- ジャンプの原動力は下半身のバネと体幹部、背骨アーチ構造の連動
- 人間が力を出す筋肉のONとOFFについて
- 腕の筋肉、胸の筋肉の弾力性を使いジャンプ力を上げる
- スパイクで脚の形がハの字になるのは、体勢が半身になるので自然になる。脚に力を入れてハの字にしてブレーキをかけるようにしては、いけない。
- 瞬間最大筋力を発揮してクイックでのジャンプのスピードをアップさせる。
- 身体後面の筋肉と前面の筋肉を連動させジャンプ力をアップさせる
- 脇伸縮と腹斜筋の作用でスパイク到達点を上げる
- ワップダウンジャンプ体操
- ワップアップジャンプ体操
- かかと踏み腕スイング体操
- トランポリントレーニングの紹介
トレーニングには意図があります
問題点 | 修正トレーニング |
下半身のバネだけで飛ぶ | 1.ジャンプ力がある選手は体幹部をバネのように使う |
全身の筋肉を連動させたジャンプ | 2.ジャンプの原動力は下半身のバネと体幹部、背骨アーチ構造の連動 9.ワップダウンジャンプ体操 |
ジャンプの筋出力の方法 | 3.人間が力を出す筋肉のONとOFFについて |
身体の遠心力と弾力性を使ったジャンプ | 4.腕の筋肉、胸の筋肉の弾力性を使いジャンプ力を上げる |
スパイクの半身の動き | 5.スパイクで脚の形がハの字になるのはいけない |
素早いクイックの方法 | 6.瞬間最大筋力を発揮してクイックでのジャンプのスヒードをアップさせる |
スパイクを強烈に打つ | 7.身体後面の筋肉と前面の筋肉を連動させジャンプ力をアップさせる |
体幹部の回旋力とスパイク到達点 | 8.脇伸縮と腹斜筋の作用でスパイク到達点を上げる |
素早いブロックでのジャンプ | 10.ワップアップジャンプ体操 |
ジャンプの踏み込みの仕方 | 11.かかと踏み腕スイング体操 |
監修者
自然身体構造研究所所長 吉澤雅之(タイツ先生)
皇學館大学非常勤講師・朝日カルチャーセンター講師
著書 「タイツ先生のモノマネ野球教室」(白夜書房)
スポーツ技術雑誌連載
「野球小僧」「中学野球小僧」「サッカー小僧」
「ラグビー魂」「中学高校バスケットボール」
「月刊バレーボール」「ザゴルフ」
「スポーツイベント ハンドボール」
「ダンスファン」他
テレビ・映画出演 講演会多数
チーム導入等、大量にご購入される場合はご相談願います。TEL0285-30-6151