チーム導入等、大量にご購入される場合はご相談願います。TEL0285-30-6151
|
他の写真
|
|
「スピードアップと故障しないピッチャーを目指す方へ」
間違ったウェイトトレーニング、肩のインナーマッスル・トレーニングをするとスピードを落とす可能性があることを知っていますか…。私は何人もこのような選手を見ています。 みなさんも聞いたことがあると思います。「あのピッチャーは無駄な筋肉をつけてしまった」と。 ウェイトトレーニングで気を付けなくてはならないことが三つあります。たとえばベンチプレスというウェイトトレーニングで説明します。胸のところにあったダンベルを上に上げる時、肘が伸びますよね。この時に力コブ(上腕二頭筋)のウラ側の上腕三頭筋が働くのです。 肘が伸びる運動は投げる時も働きます。力コブの上腕二頭筋は肘を曲げる時に働いて、上腕三頭筋は肘を伸ばす時に働くのです。ウラとオモテの関係でこのような筋肉の関係を拮抗筋といいます。拮抗筋の関係は、片方が働いている時もう片方はゆるんでいなければならないのです。 ベンチプレスなどの時には上腕二頭筋、上腕三頭筋両方とも力を入れて肘を伸ばしてしまうことが多々おこってしまいます。例えれば自転車のブレーキをかけながらペダルを一生懸命ふんでいるようなものです。こんなことをすると、しまいにこわれてしまいます。 そしてもう一つは、ベンチプレスの肘を伸ばすという運動と投げる時の肘を伸ばすという運動が違うということです。 ベンチプレスは肘をまっすぐ伸ばします。投げる時は肘や腕をねじりながら伸ばします。 このように実際の運動と違う運動をウェイトをつけておこなうことで筋肉が違う運動を学習して混乱がおこっちゃうんですね。 三つ目は、ワールドウィングの小山さんが提唱している「初動負荷」ということです(くわしくは小山さんの著書「新トレーニング革命」等をお読み下さい)。 ベンチプレスの場合は、はじめに力を入れて(初動負荷)上げ終わった時(終動負荷)も力が入っていますよね。例えば、投げ終わったフォロースルーの腕の振りの時、力を抜いています。力をずっと入れていたら腕が振りぬけません(終動負荷)。 このようにウェイトトレーニングはほとんどが終動負荷のリズムになっているんです。チューブも軽いダンベルも空気抵抗の肩のインナーマッスル・トレーニングも、ようするに実際のリズムと違うわけです。このような積み重ねが身体に蓄積されてスピードやパワーを落としてしまうきっかけになります。 ケトルベルそのものはロシアで生まれたのですが、東ドイツや東欧圏のオリンピック選手の秘密のトレーニングでした。ところが東欧圏の民主化にともない、各国へ知らされるようになったのです。 鉄球に取っ手のある形状で回旋しながらトレーニングができるのが特徴です。 腕を回旋させるのは肩のインナーマッスルの働きが主なのですが、投げる動きにたいへん近い状態でトレーニングをすることができます。 トレーニングマニュアルには投げる局面のそれぞれに働く肩のインナーマッスルについて実際の動きを説明しながら、その動きにのっとったトレーニングが記載されています。 どの場面でどこの筋肉が働くのか意識化ができるようになって、自分自身の問題点を把握する能力が上がります。 ただ一つ気をつけていただきたいのは、全身のどこの筋肉も決して単独で動くことはありません。必ずいろいろな場所と連動して動いているということに気をつけて下さい。 ある大学のトップリーグの監督さんは、ケトルベルのピッチャー用トレーニングで「ジャイアンツの上原投手がどのように腕を振り上げているかわかった」とおっしゃっていました。その大学では投球前と投球後にケトルベルトレーニングを入れて日々のピッチング練習をおこなっています。 ケトルベル肩のインナーマッスルトレーニングの更に詳しい説明はこちらにあります。 マニュアルに記載されたトレーニング内容は以下の通りです。 1.棘上筋トレーニング 2.棘下筋・小円筋トレーニング 3.肩甲下筋トレーニング 4.前鋸筋トレーニングI 5.前鋸筋トレーニングII 6.肩甲挙筋・菱形筋トレーニング 7.鎖骨下筋・小胸筋トレーニング 8.前腕回旋トレーニング 9.前腕回旋反動トレーニング 10.大胸筋・肩甲骨連動トレーニング 11.前鋸筋・腹斜筋連動トレーニング A3片面2枚 各種目につき実際のピッチング局面の写真とトレーニング時の写真で詳しく解説してあります。 インナーマッスルの位置の図解付。 |